柏餅は1つじゃない?種類と見分け方の秘密は葉っぱの裏表にあった!

端午の節句といえば「柏餅」

せっかくなら手作りしてあげたい! と、
思うママもいらっしゃるでしょう。

だけどケーキとかと違って、
なんだかいまいちイメージが沸かず
難しそうな感じがしますよね。

初節句ならなおさら気合を入れて
手作りを頑張りたい!と思うママも多いかも。

もしくは、前年失敗したから今年はリベンジに!
と燃えるママもいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

そんなママたちに是非読んでほしい、
柏餅の基本の作り方をまとめてみました☆

目次

柏餅を作ってみよう!葉っぱの使い方と基本の作り方!

そもそも柏餅って、どうして
柏の葉っぱで包んであるの?
と疑問に思い、調べてみました。

すると、何とそこには、
 ■抗菌作用
 ■保湿
 ■香り付け
 ■手が汚れないように

等の、昔の人のたくさんの知恵が詰まっていました!

柏の葉っぱの役割りあれこれ

柏の葉には、「オイゲノール」という
抗菌物質が含まれているんだそうです。

そのため、冷蔵庫などがない時代に
お餅をより長持ちさせるために
柏の葉で包んだことが始まりとのこと。

そして、時代劇なんかでよく見る、
おにぎりを竹の皮で包んでいるのと同じで、
乾燥を防ぐために剥がしやすく、また、
お餅のサイズに適した ”柏の葉” で包んだのだとか。

ちゃんと理にかなってるんですね!

柏の葉の「表」と「裏」のヒミツ

そんな柏の葉には実は、
 ”葉っぱの裏表で、種類が変わる”
ということを知っていましたか!?

柏餅は、中身が普通の ”小豆餡” のものと、
”味噌餡” のものと二種類あり、
葉が表なら小豆餡、裏なら味噌餡と、
外から中身が分かりやすいようになっているんです!!

(ちなみに私は柏餅って普通のあんこしか
知りませんでした(汗))

※お店によって違うこともあるそうなので、
 お店で購入する時はお店の人に聞いてみてくださいね。

そのため、自分が作りたい柏餅が
どちらの餡のものなのか、で
柏の葉の裏表が変わってくるので、
包むときには注意が必要です。

葉っぱの表裏を踏まえ作ってみましょう

そして柏餅の基本の作り方は、
こちらを参考にしてみてください。
→ 『柏もちのレシピ・つくり方

柏の葉は、お店で売ってあるものなどは、
一般的には一度湯通ししてあるようです。

先程紹介したサイトのように、
生の葉をさっと水洗いし包むだけでも
問題なく食べられるようです。

ただ、子どもに食べさせるにはアクも
取れたほうがいいでしょうから、
一度湯通しすることをオススメします☆

ベタベタ失敗!?柏餅に葉っぱがくっつく原因とは?

そして、多くの人が陥るのが、
「お餅がベタベタくっついて、
 葉っぱが剥がれにくく、食べにくかった!」

という失敗。

そうならないためには、作り方にコツがありました!
それは・・・

餡生地をしっかり冷ましてから包むこと

餡生地がアツアツだと、お餅が湿気を帯びて
蒸した時に葉っぱにべったりお餅が
くっついてしまうのだそうです。

また、葉っぱを乾燥させてしまうと
くっつきやすくなってしまうので、
乾燥させずに包むと剥がす時に
ある程度剥がしやすくなりますよ。

まとめ

柏の木は、春の新芽が出るまで
葉を落とさずにいることから、
葉守りの神が宿る縁起がいい木とされています。

葉が途切れずいつも木についていることから、
”子孫繁栄” の象徴となり、
男の子の成長を祝う端午の節句で
食べられるようになったんだそうです。

季節の感じる日本の素敵な伝統を、
ママの手作りで子どもに感じさせて
あげられると素敵ですね。

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