小学生が壁に落書きするのってどんな気持ち?子供の心理の不思議!

 

ちょっと子供から目を離したすきに

リビングの壁一面に大きな落書きが……。

 

そんなとき、落書きを見つけた瞬間に

反射的に子供を叱りつけていませんか?

実は、これってNGなんです!

 

落書きを見つけたときの怒りやその落書きを

消す手間を考えたときの脱力感は、すご~く

わかります。

 

でも、ここは再び同じことが起きないように

子供の目線になって考えてみるのが大事。

 

そもそも、なんで「いけないこと」だと

わかっているのに落書きをしてしまうのか?

 

そんな子供の心理がわかれば、きっと上手に

対処できるはず!

 

というわけで今回は……

・落書きをする子供の心理

・子供が落書きをすることで得られる効果

・落書きをやめさせる方法

などについて徹底的にご紹介しちゃいます!

 

子供の落書きに悩んでいる人は必見ですよ☆

 

目次

なにげない小学生の落書きで心理状態がわかる!?落書きの意味って?

 

まず、大人に知っておいてほしいのが

「落書き=いたずら」ではない

ということ。

 

絵を描くという行為は、子供の成長のために

必要なことなんです。

 

線や丸を書くだけだったのが、人や動物など

意味のある絵を描くようになる……

 

これは周りのものを観察して認識するように

なるということ。広い視線で物事を見られる

ようになって想像力が育ちます。

 

このように、落書きは子供の成長に大きな

意味を持つということをふまえたうえで、

子供の心理、なぜ落書きをしてしまうのか

という理由をみていきましょう。

 

皆さん、友人に愚痴をこぼしたり、家族に

今日あった嬉しいことを報告したことって

ありませんか?

 

実は、子供の落書きもこれと同じ!

 

大人だったら、ストレスや喜びなどを

言葉で相手に伝えることができますが、

まだ語彙力の乏しい子供は自分の感情を

言葉でうまく伝えることができないんです。

 

そんなとき、自分の感情を整理するために

落書きをするというわけですね。

 

落書きを叱る前に、その落書きをよ~く

観察してみましょう。

 

黒ばかりで埋め尽くされているような絵

だったらストレス、人の笑顔など明るい

印象の絵だったら喜びを意味しているの

かもしれません。

 

そして、そこから読み取れる感情に寄り

添って「今日は何かあったの?」と優しく

聞いてみてください。

 

だんだんと落書きではなく、自分の言葉で

感情や思いを伝えてくれるようになるはず

ですよ(^^)

 

机に落書きする心理とは?落書きの効果で集中力がアップ!?

 

学校で机に落書きをしてしまう子供って

結構いますよね。

 

私は机ではありませんが、授業中によく

ノートに落書きをしていました(笑)

 

別に親が見るわけでもない学校の机。

 

これに落書きをするのは、先ほど説明した

ような理由とはまた違います。

 

実は、落書きにはびっくりしちゃうような

意外な効果があったんです!

 

誰かと電話しているとき、手元のメモに

よくわからない落書きをしていることって

ありませんか?

 

……ちなみに私はよくあります(笑)

 

しかも、電話を切った後でそれを見て

「えっ?なんだこれ?」っていうくらい

無意識に書いているんですよね。

 

電話の内容はしっかりと覚えているので、

意識としては、電話>>>落書き

 

子供の机の落書きも一緒で、落書きして

手を動かすことで、頭の中が整理できて

集中力がアップするんです☆

 

授業の内容に集中するために、机に

落書きをしてしまうということですね。

 

カッターや彫刻刀で傷つけるのは絶対に

ダメですが、後できちんと消せるなら

ちょっとの落書きは許容範囲かも……?

 

まとめ

 

今回は、子供が落書きをしてしまう理由や

意外な落書きの効果についてみてきましたが、

いかがでしたか?

 

でもいくら理由があっても、そこらじゅうに

落書きをされては困りますよね(>_<)

 

そこでポイントになってくるのが、落書きを

全面的にNGにするのではなく、決められた

範囲で「ここなら落書きしていいよ~」と

落書きOKなスペースを与えること!

 

100均で売っている壁に貼れるタイプの

ホワイトボードや黒板がオススメです(^^)

 

後処理を考えると、クレヨンや油性ペンは

子供の手の届かないところに片づけて

すぐに消せるような筆記用具しか出さない

というのも重要ポイントですよ~☆

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次