慣れない仕事にバタバタの新社会人。
忙しい毎日の中で、一番の楽しみと言えば
やっぱりお給料ですよね♪
そして、その次の楽しみと言えば……
ズバリ、「ボーナス」でしょう!!!
新社会人の方は、
・一般的にボーナスはいつごろ出るの?
・ボーナスの査定時期はいつなの?
……など、気になることも多いと思います。
今回はそんなボーナスに関する疑問点や
要注意ポイントについて、わかりやすく
解説していきます☆
ボーナスを心待ちにしている新社会人は
もちろん、社会人○年目の方でも意外と
知らないことが多いので、必見ですよ~!
ボーナスは欠勤すると減額される?欠勤控除の仕組み
まず、企業のボーナス支給時期は、
・夏季賞与(ボーナス)=7月
・冬季賞与(ボーナス)=12月
……年内にこの2回というのが一般的です。
「じゃあ6月にたくさん頑張れば7月の
夏季賞与はいっぱいもらえるんだな」
と思った方、それは間違いなんです!!!
実は、ボーナスの査定時期は、
夏季賞与(7月支給の場合)の査定時期
=前年度の下半期:10月~3月
冬季賞与(12月支給の場合)の査定時期
=今年度の上半期:4月~9月
……という企業が多いんです。
つまり、夏季賞与を狙うなら、前年度の
下半期後半(3月あたり)に頑張れば
賞与に反映されやすいというわけですね。
もちろん、企業によって支給時期にズレが
あったり、特別賞与が出たり、賞与が年に
1回だったり、パターンはいろいろ。
基本給も同じで、4月の昇給時点のものを
基礎とする会社もあれば、査定時期のもの
を基礎とする会社もあります。
このため、自分の会社の賞与については
就業規則などで一度確認しておくことを
オススメします!
そして、ボーナスについてもうひとつ
覚えておいてほしいのが、「欠勤控除」
という仕組み。
これは、時給ではなく「月給○○万円」
という固定給で働いている人に発生する
考え方なんですが、その名のとおり欠勤
した分の金額が控除される(引かれる)
ということなんです。
つまり、ボーナスの査定時期に、有給休暇
ではなく欠勤としてカウントされるような
休みがあった場合、その分を引いた金額が
賞与として支給されることがあるんです。
ボーナスの金額を減らしたくないなら、
有給休暇を上手に使って、欠勤はしない
ようにしてくださいね☆
ボーナスの税金が前月の給料によって差が出る理由とは?
ここまでボーナスの査定時期などについて
説明してきましたが、実は、税金の計算と
なってくると話は別。
まず、健康保険料、厚生年金、雇用保険。
これらは、前月の給料とは関係なく、必ず
決められた割合で引かれます。
問題なのは、「所得税」!
ボーナスの所得税は、ボーナス支給月の
前月の給料をもとに税率が決まるんです。
これに関しては、査定時期とは関係なく
支給月の前月なんですね。
たとえば、7月に夏季賞与が支給される
会社だったら、6月にたくさん残業して
残業代で給料が上がってしまうと、夏季
賞与はその分多く所得税が取られてしまう
ということ。
でも、ご安心を♪
年間ベースで計算して、多く引かれて
しまった税金は、年末調整できちんと
戻ってきますよ(^^)
いや!年末には戻ってくるとしても極力
ボーナスで所得税を引かれたくない!!!
……という方は、支給月の前月の残業は
控えることをオススメします☆
まとめ
今回は、一般的なボーナスの支給時期・
査定時期といった基本から、欠勤控除や
所得税などの要注意ポイントについて
説明してきましたが、いかがでしたか?
もう一度おさらいすると……
欠勤控除
有給休暇以外、欠勤扱いで休んだ分の
金額が引かれてしまうこと。
→ 有給休暇を上手に使って欠勤しない!
ボーナスの所得税
支給月の前月の給料で計算される。
→ 多く引かれた分は年末調整で
戻ってくるので心配なし。
→ どうしても引かれたくない人は
支給月の前月は残業を控えるべし!
これらの要注意ポイントをおさえて、
賢くボーナスをもらいましょう☆