学校では夏になると、
プールの授業が始まりますね。
でも、ここ数年は酷暑が続き、
日差しも強いため、
ラッシュガードを着用させて、
授業を受けさせる家庭もあります。
ところがなんと、そのラッシュガードを
禁止する学校もあるんですよ！
そこで今回は、なぜ学校は
ラッシュガード禁止にしたのか、
その理由を解説していきます。
ラッシュガードが禁止なのはなぜ？小学校の言い分はこうだった！
以前よりも強すぎる日差しから、
子供たちの肌を守るためにも、
ラッシュガードがあると良いんですよね。
学校によっては、指定のラッシュガードが
あるので、それを着用して授業を受ける場合
もあるんですよ。
特に女の子は日焼けしたくないと、
ラッシュガードを着て
プールに入りたがるでしょう。
ただ、ラッシュガードを禁止する、
という学校もあるのが事実。
その理由としては、
ラッシュガードを着た状態だと
上手く泳げないから。
また、ラッシュガードの繊維が
プールに入ってしまい、
水が汚れやすくなったり、
プール終わりにシャワーを浴びる時、
ラッシュガードを着たままだと
十分に体の塩素を洗い流せないから、
という理由も挙げられています。
紫外線アレルギーとか
肌が極端に弱い子に関しては、
事前に学校へ届出を出して
許可を得ていないと、
ラッシュガードの着用が
認められないんですね。
そもそもラッシュガードって、
水泳中ではなく、ビーチや
プールサイドにいる時に
着用するものなので、
着たまま泳ぐと体が
動かしにくくなる場合があります。
要するに、
「泳ぎにくくなる」し、
「プールの水や生徒の体の衛生面」
を考慮して、ラッシュガードが禁止に
なってしまったんですね…。
ちなみに10年ほど前、
筆者が学生の頃は、
ラッシュガードを着ている生徒は
一人もいませんでした。
ラッシュガード禁止の理由に納得できない！学校と保護者の対立が！
学校でラッシュガードが
禁止されてしまったことに対して、
当然納得のいかない保護者も多数！
保護者の意見としては、
以下のものがあります。
★夏の日差しが強すぎて
火傷並みに日焼けしてしまうから
★女の子なので日焼けするのを
凄く嫌がっている
★日焼け止めを塗ってプールに入るよりも
ラッシュガードを着た方が水が汚れにくい
★最近は子供の水着姿で興奮する不審者も
いるから、その対策も兼ねて
ラッシュガードを着るべき
★体型が気になりだしてきた子は、
水着を着るのを嫌がるため
ラッシュガードを着せてあげたい
などなど。
確かに、子を守る立場である親としては、
やっぱり露出の増えるプール時に、
ラッシュガードを着ていて
もらいたいんですね。
最近は「ブラック校則」なんて
言葉もあるくらいだし、
必要以上に過敏になってしまう
親御さんがいて当然です。
もちろんお子さん自身がラッシュガードを
着なくていい、と言っているなら
親御さんも学校と対立しませんけどね。
お子さんが着たがっている場合や、
危険なくらい日差しが暑いとやっぱり、
着せてあげたくなりますね。
ラッシュガード禁止に反対して、
子供たちの安全を守れるように、
学校側としっかり話し合いを
していく必要があります。
そのためにも、なぜ
ラッシュガードが必要なのか、
しっかり理由を伝えたうえで、
学校側に願い出るように
すると良いですね。
出来れば、ラッシュガードを
着用した場合のルールやマナーなども
一緒に提案してみると良いと思います。
例えば、シャワーを浴びる時は、
必ずラッシュガードを脱ぐなど、
新しいルールを持ち掛けてみると
良いでしょう。
まとめ
ラッシュガードが学校で禁止なのは、
プールの水が汚れやすくなるからと、
泳ぎにくくなったり、シャワーの時に
十分に体を洗い流せないから、でしたね。
でも、このご時世、
灼熱の太陽や変質者の目から
子供たちを守るためにも、
ラッシュガードが必要になる場合が
あります。
そのため、学校側としっかり話し合い、
ラッシュガードを着た時の
ルールなども提案して、
子供たちを守っていきましょう。