自家製梅干しの消費期限ってどのくらい?10年以上もつの?

 

梅干しって殺菌作用があるし、

長期で保存できるから、

いつまでに食べ切れば良いのか

よく分からないですよね。

 

 

特に自家製梅干しは、かなり長期に渡って

食べることが出来ますが、

消費期限は、あってないようなもの

なのでしょうか…?

 

 

そこで、意外と知られていない

自家製梅干しの消費期限について

詳しく紹介していきますね。

 

目次

南高梅の賞味期限は実は短いんです!

 

果肉が柔らかくて皮が薄いことで

知られる南高梅は、梅干しの中でも

高級品種で、かなり人気が高いですね。

 

 

そんな南高梅ですが、実は

意外にも賞味期限が短いんだとか!

 

 

これは本当なんでしょうか?

 

 

調べてみたところ、正確には

南高梅で作られた梅干しだけ、

賞味期限が短いのではなく、

塩分が控えめに作られた、

比較的食べやすい梅干しこそが、

賞味期限が短いんです。

 

 

本来の梅干しって、大量の塩に

漬け込まれているから、

その高い塩分によって、

腐りにくく長持ちします。

 

 

なんと室町時代に

漬け込まれた梅干しが、

現代でも残っているという

事実があるくらいなんです!

 

 

ところが最近では、

健康志向の人のために、

減塩梅干しとか、ハチミツ漬けの

梅干しなど、塩辛くないものも

売られているんですよね。

 

 

でも、塩分が低くなればなるほど、

美味しく食べられる期限である

賞味期限も、品質が劣化せず安全に

食べられる期限である消費期限も、

短くなってしまいます。

 

 

確かに南高梅を使った減塩タイプや、

ハチミツ漬けの梅干しなんて、

かなり食べやすいですよね。

 

 

ただ、塩分が抑えられていると、

いくら梅干しであっても

傷んでしまうので、なるべく早めに

食べるのが安心ですね。

 

梅干しは消費期限切れても食べられる!?

 

昔ながらの製法で漬け込まれた

塩分の高い梅干しはなんと、

「賞味期限および消費期限がない」

とされているんです!

 

 

ここでいう昔ながらの製法というのは、

梅の実を塩漬けして水分を出し、

よーく天日干ししてから、

塩や赤シソの入った液に

漬け込むといった作り方です。

 

 

昔ながらの製法では、梅干しの塩分が

20%とかなり高くなるので、

数か月、数年と想像以上の

長期間に渡って保存ができ、腐ったり、

カビが生えることもないんですよ。

 

 

家庭で作る自家製梅干しは、

昔ながらの製法で漬け込むのが主流なので

実はスーパーで売っている梅干しよりも

段違いに長持ちします。

 

 

市販より自家製梅干しの方が、

消費期限が長いってかなり驚きですね!

 

 

だいたい、市販の梅干しや

減塩タイプなどの梅干しの場合、

賞味期限は3~6ヶ月ほど

長くて1年くらいです。

 

 

この期間を過ぎたものは、やはり体のために

食べないほうがいいでしょう、

 

 

でも自家製など、

昔ながらの製法で漬けた場合は、

賞味期限も消費期限もありませんよ。

 

 

漬けてから3~5年くらい経った梅干し

一番美味しいのだそうです。

 

 

しかし、消費期限のない梅干しに

仕上げるには塩分濃度はもちろんのこと、

保存状態にも気を配り、

また添加物を使わないなどの条件を

クリアしなければなりません。

 

 

梅干しを漬ける容器や調理器具なども、

使う前はきちんと殺菌消毒しておく

必要があります。

 

 

長持ちさせる梅干しを作る場合には、

昔ながらの製法を守って

漬けていきましょう!

 

まとめ

 

南高梅に限らず、市販されている

減塩タイプやハチミツ漬けの梅干しは、

塩分が少ないため、数ヶ月~1年ほどしか

保存できません。

 

 

しかし、昔ながらの製法で作られた梅干しは

塩分濃度が20%とかなり高いので、

何年も保存が可能なんですよ!

 

 

つまり、梅干しは製法によって

消費期限が決まるんですね!

 

 

この機会に、自家製梅干し作りに

ぜひ挑戦してみてください♪

 

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