賃貸物件に住んでいると
更新料ってありますよね。
大半は2年で更新となっているので、
そのタイミングで支払うことが多いかと
思います。
更新料は物件によって違うので
一概には言えませんが、
「家賃1ヶ月分」
というケースが多いようです。
結構な負担ですよね。
では、更新料を
「うっかり払い忘れてしまった！」
もしくは金銭的な理由で
「期限までに払うことができない！」
といった場合、どうなるのでしょうか？
詳しく見ていきましょう。
賃貸の更新料を遅延したらまずいの？払わないと引っ越ししなきゃだめ？
更新料を払い忘れたからといって、
いきなり家を追い出されることはないので
安心してください。
借主には「居住権」（住み続ける権利）が
あるので、毎月家賃をきちんと払っていれば
自動更新され、住む権利は発生し続けます。
もともと更新料というのは
法律によって定められているわけではなく、
首都圏や近畿圏の一部の地域などで
古くからの慣習として支払われているもの
になります。
なので、最初から更新料のない物件もあり
ますし、場合によっては拒否することも可能です。
ただし、その物件を借りるときの契約内容に
更新料の支払いが含まれていたら、
それは払わなくてはいけません。
もし払い忘れた場合、大家か管理会社から
支払いの催促が来るかと思いますが、
のちのちトラブルに発展しないためにも
気付いた時点で早めに連絡を入れるのが
いいでしょう。
賃貸更新料を待ってもらうことはできるの？賃貸トラブルにならない方法！
払い忘れに気づいたけど、
すぐに支払うのが難しい！という場合は、
まずは大家に直接相談してみましょう。
大家にとっても、同じ人に
長く居てもらいたいものなので
ある程度は待ってもらえるかと思います。
運が良ければ更新料の見直しが
される可能性もあります。
交渉するときは、
支払いの意思があることだけでなく、
今の物件が気に入っていることや
長く住みたいと思っていることなどを
伝えるといいですよ。
すぐに払えないからといって放っておくと
保証人に連絡が行いてしまうので、
保証人に迷惑をかけないためにも、
必ず大家に一報入れておきましょう。
他の賃貸住宅に引っ越す場合、
引っ越し費用で50万円以上必要になってくる
ので、とりあえず待ってもらって
更新料を支払った方がいいでしょう。
もしどうしても支払うことができない場合は
公的な家賃補助・家賃支援制度を
利用するのも1つの手です。
まとめ
更新料の支払いを忘れてしまった場合は
まず契約内容の確認をしましょう。
もし更新料についての記載がなければ
支払いを拒否できる可能性があります。
更新料の支払いがあらかじめ記載されている
場合は、払わないわけにはいかないので
気付いた時点で大家に連絡しましょう。
催促がないからといって放っておくと、
退去時に敷金で清算されることが多いので
1度相談しておいた方が安心です。
また更新料のことでトラブルにならないために、
初めから更新料のない物件を探すのも
1つの手です。