七夕でお菓子を配るって知ってる?北海道の七夕行事は独特だった!

 

七夕って笹の葉に願い事を

書いた短冊を吊るし、天の川を眺める、

そんな行事ですよね。

 

 

でも、北海道函館市の七夕

ちょっと違います。

 

 

なんと、

子供たちがお菓子をもらうんです!

 

 

今回は、他県ではあまり知られていない、

北海道函館市の七夕行事

『ろうそくもらい』について紹介します。

 

 

目次

七夕はお菓子をもらう日だった!?北海道で行われるろうそくもらいとは?

 

函館では七夕の夜になると、

子供たちがお菓子をもらいに、

近所の家を訪ねるという風習があります。

 

 

この行事は『ろうそくもらい』と呼ばれて

いて、昔は本当にロウソクを子供たちに

分け与えていたんですよ。

 

 

それがいつの間にか、ロウソクよりも

子供たちに喜ばれるお菓子

渡すイベントに変わっていったんです。

 

 

確かに子供たちはロウソクを

もらったって嬉しくないし、

現代ではロウソクって

あまり使わないですよね。

 

 

ただし、現代でもロウソクをくれる家も

あり、子供たちはロウソクとお菓子の両方

をもらう場合もあります。

 

 

もしロウソクをもらったら、

災害時の非常用に

保管しておくといいですね!

 

 

七夕にお菓子を配るろうそくもらい!まるでハロウィンみたいな行事だった!

 

基本的に、この『ろうそくもらい』

という行事は、浴衣を着た子供たちが、

『ろうそく1本ちょうだい』等と歌いながら

笹の飾りつけをしている家を訪問して、

お菓子をもらうという内容なんです。

 

 

つまり、

近所の子供たちにお菓子を配りたい家は、

玄関に笹を飾り、家の明かりを点けて

おけば良いんですよ。

 

 

もちろん、ろうそくもらいに

参加したくない家庭は、

笹飾りを付けないでおけば大丈夫。

 

 

そうすれば、子供たちは

お菓子をもらいに来ません。

 

 

なんだかすっごく

ハロウィンと似ていますね!

 

 

でもろうそくもらいは、

ハロウィンが日本に伝わるよりも

ずっと前から存在します。

 

 

それに、そもそも『ろうそくもらい』とは、

その昔に函館でも行われていたとされる、

ねぷた祭りに関係しているんです。

 

 

ねぷた祭りと言えば青森ですが、

昔は函館でも行事があったとされています。

 

 

その時、ねぷたを照らすために

たくさんのろうそくが必要だったので、

子供たちがご近所さんを回って、

ロウソクを分けてもらっていた、

というのが由来と言われているんですよ。

 

 

そしていつの間にか、

ロウソクではなくお菓子をもらう、

子供たちの行事として変わっていきました。

 

 

ちなみに、ろうそくもらいでは子供たちに、

飴玉やガム、チョコ、ミニゼリー、煎餅など

駄菓子を配るのが主流なんです。

 

 

子供たちも浴衣や甚平を着て、

中には提灯を持って近所を訪問するので、

かなり賑やかな行事になりそうですね!

 

 

まとめ

 

函館で七夕におこなわれる

『ろうそくもらい』は、

浴衣や甚平を着た子供たちが近所をめぐり、

ろうそくやお菓子をもらう行事です。

 

 

ハロウィンにとっても良く似ていますが、

実際はハロウィンとは無関係で、

どちらかというと、ねぷた祭りに

由来しているんですよ。

 

 

もし七夕に函館へ行くことがあれば、

実際にろうそくもらいを

見てみるといいでしょう。

 

 

浴衣や甚平を着たかわいい子供たちに

和まされるかもしれませんね♪

 

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