街中の飾りがハロウィンのかぼちゃから
クリスマスのサンタさんに変わる時期。
ただでさえ、年末に向けてバタバタする
のに、面倒なのが「年末調整」ですよね。
自分の氏名・住所は当然問題なく、各種
金額などについても、必要書類を集めて
見ながら書けば大丈夫。
でも……
年末調整で意外と引っかかってくるのが
「世帯主」の欄なんですよね。
特に同棲している方だと、
・世帯主の欄に誰の名前を書けばいいのか
・続柄はどうすればいいのか
……などなど、悩んでしまうことも多いと
思います。
そんなわけで、今回はこれから年末調整の
書類を書く同棲カップル必見！
年末調整について、そもそも世帯主とは？
という基本からバッチリ教えちゃいます☆
年末調整の基礎・基本！世帯主とは？書き方と注意点
年末調整で書くときに悩むのが「世帯主」。
世帯主が誰なのかわからないという人も
多いと思います。
そこで基本中の基本！
そもそも「世帯主」って何なのでしょうか？
世帯主とは、その名のとおり世帯の主。
つまり、世帯主＝その世帯（家）の代表者
ということです。
実家で家族と住んでいる人なら、世帯主は
「父」であることが多いです。
ただ、両親がいれば必ず世帯主は「父」と
いう決まりはありません。
水道光熱費などの家の支出はすべて母親の
名義で支払っているということであれば、
その場合の世帯主は、「母」がふさわしい
でしょう。
主に家計を支えていて、家族の代表者
としてふさわしい人が世帯主です。
これが一人暮らしや同棲をしている場合、
ちょっと話がややこしくなってきます。
この場合、要注意なのは住民票です！
１．住民票を実家のままにしている
２．住民票を現在の住所に移している
このどちらかで世帯主は変わってきます。
１．住民票を実家のままにしている
一人暮らしでも同棲でも、「父」や「母」
など実家の世帯主を書けば大丈夫です。
２．住民票を現在の住所に移している
一人暮らしなら、その住所に住んでいる
のは自分だけなので、世帯主は自分。
自分の名前を書いて、続柄は「本人」と
書きましょう。
同棲カップルなら、引っ越しするときの
転出・転入手続きで、２人とも世帯主と
したのか、どちらかを世帯主としたのか
が重要なポイントになってきます。
２人とも世帯主なら、それぞれが自分の
世帯を持っているので、世帯主は自分。
一人暮らしのパターンと一緒ですね。
どちらかを世帯主とした場合、それぞれ
ではなく、２人で１つの世帯ということ。
転出・転入手続きのときと同じ世帯主の
名前を書きましょう。
自分ではなく、彼氏のほうが世帯主なら
続柄は「同居人」となります。
「世帯主」が簡単に分かる方法とは！？
ここまでいろいろなパターンの世帯主に
ついて見てきましたが、やっぱりよく
わからない……という方に、ちょっと
面倒ですが、確実に世帯主がわかる方法を
教えちゃいます。
それは自分の住民票を取ること！
住民票には基本的に「世帯主」の氏名と
自分との続柄が書かれています。
このとおりに書いておけば、年末調整も
間違いないですよ(^^)
失敗！年末調整で世帯主の記入ミス！間違えた場合どうなるの？
一人暮らしや同棲カップルだと、ちょっと
ややこしい世帯主。
住民票を今の住所に移しているのに実家の
世帯主を書いてしまった！
……ということも十分ありえますよね。
そんなとき、『記入ミスをしてしまった
から年末調整で戻ってくるはずのお金が
戻ってこないかも(T_T)』
なんて不安な方も多いと思います。
でも、ご安心を！
世帯主の記入ミスで戻ってくるはずのお金が
戻ってこなかったり、その金額が変わったり
することはありません。
この世帯主の欄は事務手続きをするうえで
必要なだけで、年末調整に直接的な影響は
ないんです。
しかし、重要な書類であることは間違いない
ので、ミスなく書くように注意しましょう。
提出してからミスに気付いた場合は、総務の
担当者に相談してみるといいですよ☆
まとめ
いかがでしたか？
複雑な内容もありますが、年末調整は
お金が戻ってくるかもしれないチャンス！
今回ご紹介した内容をふまえて、
ミスのない書類を提出してくださいね♪