おいしいスイーツを買って、誰の目も気に
することなく家でゆっくり食べる――
至福のひとときですよね(^^)
そんなスイーツをお持ち帰りするときに
よくついてくるのが、「保冷剤」。
保冷剤って「何かに使うかも?」と思って
捨てないでとっておく人も多いのではない
でしょうか。
かくいう私もそのタイプです(笑)
それで、いざ冷凍庫を整理しようと思ったら、
保冷剤が結構なスペースを占めていたりする
んですよね(><)
じゃあ思いきって捨てよう!と思っても、
あれ?保冷剤って何ごみになるの?
って悩んでしまって結局捨てられない……
そんな負の連鎖を断ち切るべく、今回は
意外と知らない保冷剤の捨て方について、
徹底的に調べてみました!
保冷剤の中身ってなんなの?どう処分すればいいのか知りたい!
簡単に「保冷剤」と言っても、
今はいろんな種類がありますよね。
ざっくり分けてみると、保冷剤は
「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」
の2種類に分けられるようです。
それぞれについて説明すると……
ハードタイプ:
キャンプやピクニックのときにクーラー
ボックスに入れるようながっちりした
プラスチック容器に入った保冷剤。
繰り返し使うタイプで、大きいサイズが
多いです。
ソフトタイプ:
ビニールや不織布などの
やわらかい素材に包まれている保冷剤。
基本的には使い捨てで、小さいサイズが
多いです。
よくスイーツを持ち帰りするときに箱に
入れられているのがソフトタイプですね!
じゃあ保冷剤の種類によって中身は違うの?
って思いますよね。
実は、保冷剤の中身は基本的にどれも同じ。
水にゲル化剤(液体をゲル状にする化学物質)
や防腐剤などを混ぜたものなんです。
しかも、中身の90%以上が水だというから
驚きですよね!
水だけなら安心なんですが、加えられている
化学物質の中には、毒性を含んでいるものも
あるので、絶対に口にしてはいけませんよ。
保冷剤の中身がわかったところで、今度は
いよいよ処分方法の話です。
先ほど説明したとおり保冷剤には化学物質も
含まれているので、なんだか処分には手間が
かかりそう……と思っているそこのアナタ!
ご安心ください。
保冷剤の捨て方はとっても簡単なんです☆
保冷剤の中身が液体の場合の捨て方は?正しい処分方法をご紹介!
保冷剤の捨て方……それはズバリ、
そのまま可燃ごみに捨てる!!!
これだけです。
ちょっと拍子抜けしちゃいますよね(笑)
でも、これが正しい処分方法なんです。
中身が液体の場合は、液体を流して
袋と分別して捨てるんじゃないの?
と考える方もいるかもしれません。
保冷剤の中身が液体の場合も同じです。
そのまま捨ててください。
中身を袋から出したり、台所に流したり
するのは絶対NG!
先ほど説明したとおり、保冷剤の中身には
毒性を含む化学物質が入っているので、
袋から出すのはとっても危険なんです。
また、保冷剤の中身には高吸収性ポリマーが
よく使われています。
これは、おむつなどにも使われるもので、
その名のとおり、水分をすばやく吸収する
性質を持っています。
つまり、保冷剤の中身を台所などに流すと、
高吸収性ポリマーが排水溝の水を吸収して
ふくらみ、詰まらせてしまうこともあるん
ですよ~(><)
このため、どんな保冷剤でも中身は出さずに
そのまま捨てるようにしてくださいね。
ただし、ほとんどの自治体で「燃えるごみ」
として扱われる保冷剤ですが、容器や袋の
材質(プラスチックやビニール)によって
「燃えないごみ」としている自治体もある
ようです。
心配な方は、一度ご自身の住んでいる地域の
自治体に問い合わせてみると安心ですよ♪
まとめ
いかがでしたか?
保冷剤は容器・袋のまま捨てるだけ。
思っていたよりもずっと簡単ですよね☆
思い切って捨てて、冷凍庫の中をスッキリ
させちゃいましょう(^^)