私の住んでいる街には、近所に数か所水遊びができる公園があります。
本当にささやかに水が流れているところもあれば、大人の膝くらいまでは水深があって小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちも遊んでいるところまで、遊び場の雰囲気は色々です。
しかし小さい子どもたちは別に公園の規模や水深、充実した施設なんてのはまったく求めていないみたいです。
さらに言えば、いつもと違う新しい所に連れていってあげようと、少し遠くまで頑張って出かけたところでそんなには喜んではくれません。
まさに子どもを喜ばせたいという親のエゴなんですよね。
子どもは近場でもいつもと同じところでも、まったく問題ないようです。
「遊び道具」にも言えること
これは「グッズ」なんかも全く同じです。
今は色々な水場や公園で遊ぶおもちゃやグッズが販売されていますよね。
100円均一ショップで買えるものから、ちょっとお高いキャラクターのグッズまで様々です。
しかしそういったおもちゃを充実させて持っていったからといって、実際それで遊んでくれるかどうかは疑問です。
せっかく買った高い水遊びグッズよりも、実はペットボトルで延々と遊んでいたりすることもしばしばです。
子どもたちは遊びの天才で、別に大人が色々と用意してあげなくてもその辺りにあるものを使って勝手に遊んでくれるんです。
自分の興味のおもむくままに、同じことを何回も何回も繰り返したり、木の枝や葉っぱもおもちゃに変えて自分なりの楽しみをどんどん見つけていきます。
ですので外遊びをするときには、大人は気合をいれておもちゃやグッズをそろえるよりも、身の回りにある飲み終わったペットボトルやヤクルトの容器、要らなくなった料理用のシリコン型やスプーンなんかがあればそれだけで十分のようです。
水鉄砲や水風船なども持ってきている人たちも多いですが、やはりまだ小さいうちはあまり興味をそそられないようです。
これらのおもちゃは小学生くらいになってから友達同士で遊びに来て、楽しむのが一番いいように見ていて感じました。
無理しなくてイイんです!
大人が気合を入れる過ぎると、逆に連れて行くのがおっくうになったり、疲れ切ってしまったりする可能性があります。
それよりは気軽にちょっと1時間程度でも、毎日のように遊びに行った方が子どもは喜びます。
場所は、本当に近所のいつもの公園で飽きずに遊んでくれますよ。
おもちゃも、その辺のものを使えばお金もかからず、様々な遊び方が工夫次第ででき、また壊しても汚しても忘れてきても怒らずにすみます。
ちょっとしたお弁当やおやつとお茶を持って、気軽に季節限定の外遊びをたっぷりさせてあげてください。