おにぎりっていつ食べても美味しいですよね。
しかも手軽に作れるので
余ったご飯などをおにぎりにして
とっておくという人も
多いのではないでしょうか。
でもいざ食べようとしたら、
なんかいつもの美味しいおにぎりとは
違う感じがする…まさか腐ってる？！
と思うことありませんか？
・なぜおにぎりが腐るのか
・腐ったらどうなるのか
など、おにぎりにまつわることを紹介しますね。
おにぎりが腐ると臭いでわかる？口にしないために知っておきたい事
おにぎりに限らず食品が腐っているかどうかを
確認する為の一つの手段として
ニオイを嗅ぐという手段があります。
お肉やお魚などの食品も腐っていると
独特なニオイがしますよね。
その食品らしからぬニオイがすると
腐っていると判断するのではないでしょうか。
おにぎりも同じです。
通常の美味しいおにぎりのニオイは
炊きたてのご飯のニオイに
中の具材のニオイが少ししたり…といった
いい匂いがしますよね。
多少時間が経ったおにぎりでも
特にニオイがすることはありません。
決して「臭い」とは
感じないのではないでしょうか。
しかし腐ってくるとやはり
異臭ともいわれるような腐った食材独特の
ニオイがしてきます。
なぜおにぎりは腐るのか？ 主な５つの原因とは？
ではなぜおにぎりは腐るのでしょうか。
一つ目の原因は“腐敗菌”の存在。
腐敗菌とは微生物のことで、
これは空気中にも台所にも
どこにでも存在している微生物です。
どうやってもこの腐敗菌はつきます。
もちろんおにぎりを作っていてもつきます。
この腐敗菌が増殖しすぎると
おにぎりは腐ってきます。
二つ目の原因は腐敗菌だけではない
手についた雑菌などの存在。
これもどんなに手洗い消毒をしたって
完全に菌がいなくなることはありません。
この色んな菌も増殖を繰り返して
おにぎりを腐らせていきます。
三つ目は温度によるもの。
食材が腐りやすい温度は
３０℃〜４０℃と言われています。
これくらいの温度は菌が
最も活性化して増加させてしまうんです。
四つ目の原因は時間の経過。
先程の腐りやすい温度に置いておくと
長時間経っていなくても腐りますが、
その温度でなくてもやはり
長時間置いておけば腐ります。
五つ目の原因は中の具材の腐敗から
全体が腐ること。
中の具材が生ものだったりすると
当然腐りやすくなります。
また卵焼きなどを中の具材として
入れる方もいますが、半熟などにすると
やはり腐りやすいです。
これらのことが原因で
おにぎりは腐ると言われています。
ニオイ以外でもご飯がネバネバしていたり、
糸を引いていたりしたときは決して
口にしないようにしてくださいね。
おにぎりの賞味期限はどのくらい？常温保存の注意点とは？
そもそもおにぎりに
賞味期限ってあるのでしょうか。
季節やその日の気温や湿度によって
変わってくるので、どのくらいの期間なら
大丈夫という明確なものはありませんが、
だいたい朝におにぎりを作って
昼に食べることを考えると半日ほどが
限界だと思っておいてください。
常温で保存する場合には
いくつか対策が必要です。
まずはおにぎりの具材に注意しましょう。
生ものは入れずに、梅干しなど
保存食とも言われるような塩気の強いものを
入れると腐りにくいです。
マヨネーズなどを使った中身も
マヨネーズに入っている生卵の成分などもあり
腐りやすいとされているので注意してください。
あとは、実は海苔も傷みやすい食品なので
あらかじめ巻いてしまうと腐りやすいです。
でもおにぎりと言えば海苔の風味あってこそ、
といってもいいほどですね。
あらかじめ巻くのではなく、
おにぎりとは別で持って行って
食べる直前に巻くと腐るのを防ぐことができます。
また、ご飯を炊くときにほんの少しの
お酢を入れて炊くと腐りにくいですよ。
入れるのはほんの少しなので
特に酸っぱくなったり、酢の匂いが
気になることはないので安心してください。
まとめ
簡単に作れるおにぎり。
お弁当にも便利なのでササっと
手軽に作る人も多いですよね。
でも腐らせてしまっては手軽に作れても
台無しになってしまいます。
腐らせないように対策をして
おいしいおにぎりを食べてくださいね！
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