博多祇園山笠2019年の日程・見どころ!世界に誇る博多男の祭り!

 

「ヤマが終わらんと梅雨はあけん」

と博多では言うほど、初夏の風物詩である山笠(やまかさ)

 

ユネスコ無形文化遺産にも

登録されたのをご存知ですか?

 

最近では全国的に有名になり、

観光客も増え博多っ子以外の参加も増えた山笠ですが、

本来は博多の男のお祭りです。

 

そんな山笠について、ちょっとだけできる限り

わかりやすく解説してみたいと思います♪

 

目次

山笠ってそもそもなんのお祭り?

 

山笠は、櫛田神社のスサノオノミコトに対して

奉納される祇園祭で実は700年以上歴史が続く

伝統あるお祭りなのです!

* → Wikipediaを参照。

 

冒頭にも書いていますが、

博多では山笠(ヤマカサ)のことを「ヤマ」と呼び、

ヤマは7/17/15までの期間続く

というのが特徴のひとつです。

 

山笠の日程表

 

そんな長い期間のお祭りなので、

観光にはいつ行ったらいいか分からない!

という方もいらっしゃるでしょう。

 

では、山笠がどんなスケジュール

行われているのか、ご紹介します!

 

7/1

注連(しめ)下ろし

ご神入れ

当番町お汐井とり

7/9

全流れお汐井とり

7/10

流舁き

7/11

朝山笠(祝儀山)

他流舁き

7/12

追い山ならし

7/13

集団山見せ

7/14

流舁き

7/15

追山笠

 

これが、基本的な山笠のスケジュールです。

これは毎年変わることなく、曜日も関係なく行われます。

 

母が博多区出身で、山笠のシーズンになると

小さい頃はよく長期で博多に里帰りをしていました。

 

私の中のイメージでは、山笠の時期はおじいちゃん達が

毎日はしゃいでいる、という印象しかありませんが()

 

その中でもやっぱり見どころは

櫛田入りする追山笠(おいやまがさ)ではないでしょうか。

 

日の出とともに始まる一番山笠の櫛田入りから、

コースに舁き山(かきやま)が出ていく様は圧巻です!

 

その他の各行事の細かい意味は、

公式サイトを参照してください。

 

山笠のツウな見どころ

 

一番のド迫力と見応えは、

追山笠であることは間違いありません!

 

しかし、追山笠当日沿道は、

とにかくすごい人だかり!

 

間近で見るにはかなり苦戦を

強いられること間違いなしです。

 

山笠に命をかける男たちの、

かっこいいふんどし姿を間近で見たい!

という人には7/10の流舁きがオススメです。

 

流(ながれ)によってスタート時刻が違ったりするため、

事前に関係者に確認する必要がありますが、

追山笠では通らない町内の細い路地

通ったりするので、間近で楽しむことができます。

 

また、7/9に行われるお汐井(しおい)とりもオススメです。

 

山笠が始まって初めて各流の

舁き手が揃うので迫力がありますよ。

 

それでも追山笠の迫力にはかないませんので、

追山笠を楽しみたい!という人は

大博通り沿いで見るのがオススメ!

 

大博通り沿いはヤマがゆっくり進みますし、

とっても広い道なので比較的

見やすいのではないかと思います。

 

山笠のイロイロ

 

山笠には、聞くと『へぇ~!』と

言いたくなるうんちくがいくつかあります。

 

《山笠期間中はきゅうりは食べてはいけない》

これの一番有力とされる説は、櫛田神社の神紋に

きゅうりの断面が似ているということから

食べなくなったという説です。

 

この期間中は、サラダやサンドイッチなどに

混ぜてあるきゅうりも一切口にしません。

 

なので、例えばその時期に結婚式を行う場合ゲストに

山笠関係者がいる場合は、うっかりきゅうりを

出してしまわないように厳重に注意が必要です。

 

もしも出してしまったら・・・かなりのクレームになっちゃうかも?!

 

《そもそも流ってなに?!》

千代流、中州流、土居流などなど、

〇〇流(ながれ)ってよく聞くけど、いったい

どうやって決まっているのか。

 

これはだいたい1015くらいの博多区内の町

集まって出来たグループで、全部で7あります。

 

その起源は豊臣秀吉の時代までさかのぼり、

太閣町割りが起源とされているそうです。

 

東は御笠川、西は博多川を境に

町割りがされており、それぞれ千代流、中州流、

土居流、東流、恵比寿流、大黒流、西流があります。

 

また、毎年持ち回りで1番山が順番で回るのですが、

一番山の流は追山笠で櫛田入りする時に、

祝いめでたを歌える特権があります。

 

《今さら聞けない飾り山と舁き山》

舁き山(かきやま)とか飾り山とか、そもそも何が違うの?と

思っている人も多いかもしれません。

 

読んで字のごとく、担ぐことはなく、奉納するために

作られる山笠のことを飾り山といいます。

 

本来昔は2つはなかったのですが、

福岡の発展で電線などが張り巡らされるようになると、

山笠が電線を切ったりして危ないということから、

山笠がなくなるかもしれない!という危機が一度起こりました。

 

それを救うために、奉納のための飾り山と、

担ぐための舁き山のふたつに分けられたそうです。

 

 → 【参考文書

 

山笠でパワーを分けてもらって夏を乗り切ろう!

 

 

普段は女好きな博多っ子たちも、

この時期ばかりは女人断ちがならわしです。

 

(それくらい?!笑)山笠は、とにかく博多の男たちの

パワーと情熱がこもった、アツいお祭りです!

 

これから暑くなり、すでに夏バテしそう!

だという人も、山笠を観て、お櫛田さんのご利益にあやかって、

元気いっぱい夏を乗り切りましょう!

 

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