パソコン購入時に新たな悩み
となるものが出てきました。
それは、記憶媒体が、
HDD（ハードディスク）なのかSSDなのか、
購入者が選択するということです。
これまでほとんどのパソコンが
HDDを使用して作られておりました。
この記事では、SSDとHDDの違いや、
両者のメリット・デメリット。
それらを簡単に理解し、
上手に使い分ける方法を記していきます。
そもそもSSDとHDDの違いがわからない・・・
簡単にご説明しますと、HDDとは、
その名の通り、ディスクを使った記憶媒体です。
ディスクが傷つくとデータが失われてしまったり、
発熱や発音の原因にもなります。
SSDとは、メモリーチップにデータの
読み書きをします。
ディスクが回ることがないので、
音や発熱はHDDよりも抑えられます。
またPCの起動に要する時間も
HDDよりも大幅に短縮されます。
それだけ聞くと、SSDの方が
いいかと思われますが…。
SSDのみ持ってる！HDDはなしでもSSDで充分事足りる？
SSDでHDDと同様の容量を求めるとなると、
高額になってしまうのがSSDの
デメリットの一つとして挙げられます。
PCを使って何をするか？
PCに求めるスキルは何か？
これによって、SSDだけでも
事足りるのかどうかが変わってきます。
例えば、文章作成だけであったり、
ネットサーフィンだけであれば、
速度重視のSSDで事足りるでしょう。
また、オンラインゲーム用の
PCとして使うのであれば
現在はSSDのみが支持されているようです。
ですが、画像の取り込みや、最近では
テレビ録画などもありますが、
たくさんの容量を使う場合は、
HDDが備わっている方がいいと言えます。
SSDとHDD、それぞれの特徴を理解してうまく併用するには？
上記に記した特徴をまとめると、、
SSD → 動作は速くて静かではあるけれど、
大容量の作業向きではない。
HDD → 重たくて速度は劣るが、
大容量の作業やデータ保存には適している。
持ち運びのPCを購入・
検討なされている場合では、
ハイブリッド型と呼ばれる
商品も出回っております。
起動時はSSDで高速に、
データの保存は、HDDを使う。
私自身も、持ち運びに使うパソコンの一つは、
そのような仕様のものです。
Cドライブに高速重視のSSD、
Dドライブに容量重視のHDD。
パソコン本体の価格も、SSDだけで
同じスペックを求めるよりも、
安価で購入できました。
まとめ
一概に、SSDが絶対におすすめ！と、
言うわけではありません。
双方の違いを理解し、ご自身の使い道に
あったものを選ぶのが快適なPCライフを
送る上で不可欠になります。
ただ、SSDがどんなものなのか・・・
今までHDDのみのパソコンを
使っていた方だと、体験してみないことには
わかりにくいかもしれません。
ちょうど価格帯も安価で、SSDとHDDの
ハイブリッドを検討してみるのも
いいのではないでしょうか。
あるいは、SSDのみのパソコンでも、
大切なデータは外付けのHDDを購入して
保管しておくのも一つの方法ではあります。
記憶媒体はUSBメモリのように、
時代と共に徐々に価格も安価に
なっていくと予測されております。
それまでに是非、SSDのメリット・デメリットに