サッと必要な分だけ取り出せるラップ、
中身も見えて便利ですよね。
その便利さからたくさん使ってしまい、
気づけば「ラップ切れちゃった!」
という悲しい事態も……。
ラップがないけど、せっかく
炊いたご飯を冷凍したい!
そんなときに役立つあれこれをご紹介します。
ラップの代用、冷凍したい場合は○○を使えばラップよりも経済的!
ご飯やお肉を冷凍したいとき、
ラップがなくても大丈夫!
冷凍庫で使えるラップの代用品はこちらです。
●ご飯を冷凍したいとき
ご飯と冷凍したいときには、
いくつか代用品があります。
①冷凍OKのフタつきタッパーとジップロック
タッパーの中に1食分の
ご飯を入れ、冷凍します。
しっかり冷凍されたらタッパーから出し、
そのままジップロックの中へ!
あとはしっかり空気を抜いておけばOKです。
②アルミホイルでもなんとかなる?!
アルミホイルは、温度を全体に
広げる「熱伝導」が速いもの。
そのため冷たい冷凍庫に入れると、
中の食品に素早く冷気を伝えてくれます。
アルミホイルで1食分の
ごはんを包んで冷凍すると、
ラップで包んだときより
冷凍速度が速くなるのだそう。
ご飯がくっつくのが心配な場合は、
包むまえにアルミホイルを軽く
くしゃくしゃにしてから包むといいようです。
便利なアルミホイルですが、電子レンジで
そのまま温めることができないので
アルミホイルでご飯を冷凍したときは
ホイルが簡単にはがせるようになるまで
自然解凍してくださいね。
③ラップがあるときに便利な、
ラップ+アルミホイルの合わせ技
ふっくらご飯をなるべくおいしいまま
冷凍したい!というときは、
ラップで包んだご飯をさらに
アルミホイルで包み、冷凍しましょう。
このとき気をつけたいのは、
ご飯が熱々のうちにラップや
アルミホイルで包んでしまうこと。
炊きたてご飯は、デンプン質が
柔らかい「アルファ化」している状態です。
ですがご飯が冷めてしまうと、
炊く前のお米と同じように
デンプン質が「ベータ化」し、
固くなってしまうのだそう。
ですので、おいしいまま冷凍したいときは
炊きたてから少し熱が取れた程度の
タイミングで包むのがベスト!
●お肉や魚、パンを冷凍したいときもアルミホイル
先ほどご紹介したように、
アルミホイルは熱伝導が早いのです。
ですので、魚やお肉といった
なま物を冷凍したいときにもぴったり!
魚やお肉を解凍するとき、
赤っぽい水分が出てくることありませんか?
あれは解凍の途中で出た水分に
栄養が溶け出した「ドリップ」というもの。
ドリップは冷凍したものを急に高温で
解凍すると出やすくなってしまうので、
アルミホイルで冷凍した魚やお肉は、
ご飯と同じように少しの間自然解凍してから
アルミホイルをはがしましょう。
ラップとアルミホイルが両方ご自宅にある場合は、
ラップで包んだものをアルミホイルで
さらに包むことでドリップが出てくるのを防ぎ、
時間をかけずに冷凍することができますよ。
ラップの代わりにアルミホイル!こんな時はアルミホイルが優秀だった!
●おにぎりには断然アルミホイル!
熱伝導が速いアルミホイルですが、
実は光をさえぎる「遮光性」もばつぐん。
光を遮り中の食品に熱をこもらせないので、
お弁当の代表格であるおにぎりを
腐らせず持ち運ぶのにぴったりです。
●野菜や果物が長持ちする?!
野菜や果物は足が早く、ちょっと
気を抜くと傷んでしまうもの。
ですがアルミホイルを使えば、
傷みやすい野菜や果物を長持ちさせられます。
・もも
ももは冷気に強い果物ではないので、
常温保存しているご家庭も多いはず。
ですがその分、傷みも早くなってしまいますよね。
そんなときに便利なのがアルミホイルです。
ももを1つずつ、空気漏れや
隙間がないようにアルミホイルで包みます。
たったこれだけで、通常より
1~2週間程度長持ちするそうです!
・バナナ
すぐに黒くなったり、皮の中で
傷んでしまいやすいバナナ。
バナナを少しでも長持ちさせたい場合も、
アルミホイルが大活躍です。
バナナの実がまとまっている房の根元と、
バナナの先っぽの二箇所に
アルミホイルをくるっと巻いておくだけ!
冷蔵庫に場所がなく、
常温保存したいときにおすすめです。
・セロリ
洋食の彩りや香りづけに
大活躍の香味野菜、セロリ。
大人になってからよさに
気づいた方も多いのでは?
セロリは葉の部分と茎の部分に分けて切り、
アルミホイルで包めば通常よりも長持ちしますよ。
新聞紙やキッチンペーパーと違って
水分を吸わないので、繰り返し
使うこともできてお得です。
まとめ
ご飯の冷凍方法から始まった、アルミホイルの
活用術をご紹介しました。
ピンチヒッターとしてだけでなく、
野菜の保存でまで頼れるアルミホイル。
ぜひ、活用してみてくださいね。