思いを文に託して!「菓子折りに添える手紙」の書き方と文例集!

 

あなたが菓子折りを贈る時はどんな時ですか?

 

よく謝罪のときなどに菓子折りを

持っていく場面なんかを連想します。

 

他にも先方への挨拶の際の

手土産として持参したり、退職時に

職場へのお礼の意味を込めて贈ったり

菓子折りを贈るシーンは様々ですね。

 

ただ菓子折りだけを渡すこともありますが、

そこに手紙など気持ちを書き記したものがあると

一層気持ちが伝わりやすくなりますね。

 

そんな菓子折りを贈る際に添える

手紙やマナーについてご紹介します。

 

目次

菓子折りを贈る時の基本マナー! 手紙を同封する時の注意点は?

 

そもそも菓子折りに手紙は

絶対つけなきゃいけないの?

という疑問が出て来ますが、

絶対つけなきゃいけないというルールはありません。

 

手紙をつけなくてもマナー違反にはならないので

安心してください。

 

なぜ手紙を添えるかといえば、

自分の気持ちをより伝えたいという思いから

添える方が多いのではないでしょうか。

 

大切な人への贈り物でも

大切な人へのお詫びの気持ちとして贈る物でも

その菓子折りを用意してくれたという気持ち1つで

相手へ伝わることもありますが、

手紙が添えられていたらもっと伝わりやすく

なるのではないでしょうか。

 

この時に添える手紙は、

封筒に入れた立派な形式の

手紙でなくてもいいんです。

 

一筆箋というものがあるのはご存知ですか?

 

手紙は封書で出す

『拝啓 〇〇の候…』

などといった書き方で始めるものが

正式なものとされています。

 

しかし、一筆箋は手紙を書く際の特別な

ルールなどがない為、とても書きやすいです。

 

正式な書式は必要なく、手紙本来の

コミュニケーションを潤滑にする為の

ツールという意味に最も近いものです。

 

堅苦しい挨拶などは必要なく

日常使いの言葉で綴れるので

ハードルが高く思える手紙も

気軽に取りかかれます。

 

また、手紙は自分の思いを伝えるためなので、

手紙の堅苦しい形式で美辞麗句を述べるよりも

一筆箋の方が素直に誠実に気持ちを

伝えることに適しています

 

なので菓子折りなどに添える時は、

手軽に書くことができるという点でも

気持ちを伝えやすいという点でも

一筆箋を添える方が良いのではないでしょうか。

 

特にルールがない一筆箋ですが、

基本となる文章構成は、

 

宛名

本文(挨拶・要件・結び)

自分の名前

 

という簡単なもので大丈夫です。

 

挨拶は、例えばビジネスシーンなどで

菓子折りを持参する際に添える一筆箋なら

拝啓などの頭語などは使わなくていいですし、

〇〇の候〜なども使わなくてよく、

「いつもお世話になっております。」

といった簡単なもので大丈夫です。

 

例文としては

 

〇〇商事 営業部 〇〇様

いつもお世話になっております。

この度は〇〇の件で大変お世話になりました。

心よりお礼申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

〇〇建設 〇〇 〇〇

 

といった簡単な書き方で大丈夫です。

 

贈り物に真心を!手紙を同封する時の注意点と封筒の選び方

 

手紙を同封することで十分に気持ちは伝わりますが

ただ書けばいいというものではなく、

きちんとした丁寧な字で書くようにすることで

相手への気持ちがより伝わりやすくなります。

 

また、簡単に書ける一筆箋ですが

簡単に書けるが故に礼儀が重視されるような

シーンでは使わないようにしましょう。

 

例えば借金や保証人などの

金銭がらみのお礼などの菓子折りに

一筆箋を用いるのは失礼に当たります

 

お願いする場合もお礼の場合も、きちんとした

書式のもので出すことで誠意が伝わります。

 

一筆箋であっても書式にこだわった手紙でも、

菓子折りに添える手紙で封筒を使う場合は

シンプルなものを選んで使うようにするといいです。

 

出来れば便箋や一筆箋と同じデザインのもので

菓子折りの存在自体を邪魔しないような

ものを選びましょう。

 

また、手紙を同封したからといって

不躾な態度で渡しては意味がありません。

 

例え菓子折りを持参して添え状で

気持ちを伝えていると言っても、

渡す際の礼儀は忘れずに渡しましょう。

 

手土産などで菓子折りを持参した時は、

最初の挨拶をした後で菓子折りを外袋から外して

相手に正面を向けてお渡しします。

 

謝罪などの時は先に菓子折りを渡してしまうと

物で解決しようと不誠実と見られて

しまう場合もあるので、お詫びの言葉や

姿勢を見せた後で相手の方から

許す旨の言葉が出てから出すようにしましょう。

 

ことによっては許してもらえず

菓子折り自体断られる場合もあります。

 

その際は無理に押し付けずに

持ち帰るようにしましょう。

 

まとめ

 

菓子折りを贈る時のシチュエーションは様々ですが、

贈る方に気持ちを込めて贈るというのは

どのシーンでも変わりません。

 

手紙を添えるときなども気持ちを

添えると思って丁寧に書き、

自分の気持ちが相手の方に

伝わるようにできるといいですね。

 

 

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