ビタミン群をたくさん含むフルーツ。
その中でも、値段が安く食べやすいのが
「バナナ」ですよね。
手作りスイーツに使うこともできるため、
買い置きしている方も多いはず。
でも、バナナってよく一房で売られて
いますが、一房って少し多いですよね。
一房だと、バナナ5～6本くらい。
1人暮らしだと、
食べきれずに腐らせてしまった！
……なんて経験がある方も、
いらっしゃるのではないでしょうか？
今回は、
バナナをもっと長く便利に使うための
「冷凍バナナ」のアレコレをご紹介！
作り方や食べ方、解凍するときの注意点も
ありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
冷凍バナナの食べ方は？そのまま食べるのが1番かしこい方法だった！
バナナにはタンパク質やビタミンなど
たくさんの栄養が含まれており、
そのまま食べても体に良い果物として
有名です。
そんな体に良いバナナは、冷凍させると
より栄養価が高まります。
バナナを冷凍させると「タンニン」など
ポリフェノールの量が多くなります。
ポリフェノールには、
・『抗酸化作用』
→ 体の老化を防ぐ
・『整腸作用』
→ 腸のはたらきを整えて便秘を防ぐ
があるため、ポリフェノールの量が増えた
冷凍バナナは便秘や風邪の予防にぴったり！
また、冷凍バナナは、常温のバナナより
ビタミンの量も多くなります。
ビタミンは、シミやニキビなどの
肌トラブルを防いでくれるほか、
新陳代謝を高めて肌や髪を健康にする
働きがあります。
冷凍バナナは、
どんなふうに食べてもおいしいですが、
せっかくの栄養を逃したくないなら、
そのまま食べるのがオススメです。
ポリフェノールは空気に触れると
壊れやすくなってしまいますし、
ビタミンは水に溶けやすいため、
温めたりすると台無しになることも。
では次に、冷凍バナナの作り方と
アレンジレシピをご紹介します。
冷凍バナナの作り方３種とアレンジレシピ
１．皮をむいて、そのまま冷凍する
皮をむいたバナナをラップに包んで
密封袋に入れたら、そのまま冷凍庫へ。
とっても簡単ですね！
半解凍状態にすれば、
包丁で切ることもできますし、
バナナアイスとして
そのまま食べてもおいしいです。
ホットケーキやフレンチトーストに添えて、
ちょっとおしゃれな朝ごはんにしてもいい
ですね。
２．皮をむいたあと、包丁で切って冷凍
皮をむいたバナナを包丁で好きな大きさに
切り、ラップの上に並べて包んだら、
密封袋に入れて冷凍庫に保管します。
毎日少しずつ使いたい方にぴったり！
手作りスイーツに使いたい場合は、
切って混ぜ込んでもいいですし、
果実のゴロゴロ感を楽しむ
フルーツヨーグルトを作るときにも
使えます。
３．皮をむいたあと、つぶして冷凍
皮をむいたバナナをラップで包み、
手で軽くつぶして冷凍します。
つぶしたバナナはヨーグルトと混ぜて
食べると便秘改善が期待できますし、
他の果物と合わせてスムージーを作る
場合は、つぶしてあると便利ですよ！
要注意！冷凍バナナは ”皮をむいて” から！
冷凍バナナを作るときは、
必ず皮をむいてくださいね。
皮がついたままバナナを冷凍してしまうと、
解凍するとき皮が溶けるまで待たなくては
いけません。
実は、そうやって待っている間に皮の中で
バナナの水分が出てしまい、ドロドロに
なってしまうんです！
手間を省いて長く保存するためにも、
バナナは皮をむいてから冷凍しましょう。
冷凍バナナを解凍するとドロドロになる理由は○○だった！
冷凍バナナを食べるときに要注意なのが
解凍方法です。
すぐに柔らかくしたくて、ついつい
電子レンジを使ってしまいそうですが、
冷凍バナナは自然解凍がオススメ。
電子レンジを使って
全解凍状態にしてしまうと、
バナナに本来含まれていた水分が
一緒に出てきてしまいます。
その水分には溶け出したビタミンも
含まれてしまうため、
冷凍バナナを電子レンジで解凍すると
栄養を逃してしまうのです！
先ほど紹介したレシピのうち、
つぶして冷凍したバナナは
解凍しなくても便利に使えます。
もし冷凍バナナを解凍したい場合は、
お皿に乗せて室温でゆっくりと
自然解凍しましょう。
まとめ
今回の冷凍バナナに関するアレコレ、
いかがでしょうか？
栄養豊富なバナナを
より長く便利に使いたいときには、
やっぱり冷凍バナナですね。
冷凍バナナの消費期限は、
冷凍してからおよそ10日程度。
それより長く保存すると、
おいしくなくなったり
傷んだりしてしまいます。
おいしく食べられるうちに
食べてしまいましょう。