急な熱中症で慌てない為に! 覚えておこう「応急処置」3つのポイント

あれは僕が子供たちと夏休み中にキャンプを楽しんでいる時でした。

5歳の息子の様子が少しおかしいなと思い、大丈夫か?と声をかけても反応がなくそのままその場に座り込んでしまいました
いかん、これは暑さにやられたなとすぐに分かり、慌てて処置を行いました。

まずは水分補給だと思い水を大量に飲ませたり、冷やさなければと思い水につけて冷えたタオルを額に置いて等思いつく限りの対応を行いました。

しかし、今まで誰かが熱中症にかかった現場に遭遇したことも、熱中症に関する知識もなかった私がその時に行った処置は適切だとはとても言い難いものでした。
幸いなことに近くにいた人が熱中症の応急処置に詳しい方がいて、その方のおかげで息子は無事でしたが、熱中症は対応を誤ると命すらも落としかねない危険なものです。

自分や自分の周りにいる大切な人たちの安全のためにも、今回は熱中症の

 ”応急処置”

について書いていきたいと思います。

目次

熱中症の応急措置 ~ 3つのポイント ~

まず熱中症になってしまったらとにかく体を冷やして体温を下げましょう

しかし私がやってしまった誤りのように冷やす場所はどこでもいいというわけではなく、大きな血管があるところを集中的に冷やすようにしましょう。
その場所とは「脇の下」、「首周り」、「足の付け根」です。

その次に水分補給です。
しかし、そのときの水分は水ではなくミネラルが含まれたスポーツドリンクで行いましょう。
水で大量に水分を取ってしまうと、汗で失われた塩分と水分のバランスが崩れてしまい筋痙攣や下痢などの症状を起こしてしまうことがあります。

その次に熱中症をおこしてしまった子供を日陰に移動させます。
その後仰向けに寝かせた状態でタオルやリュックなどで足を頭の位置よりも高い所に置きます。
これは少しでも血液を脳の方に送るためです。

慌てない為にも、覚えておきましょう

これらの応急処置は少し考えてみれば当たり前のことだよな、と思う内容かもしれませんが実際にこれらの知識がない状態で目の前で人が苦しんでいる状況に出くわしてしまったら、私のように慌てて適切な処置ができないこともあるかもしれません。

慌てるような、考えが働きずらい状況でもしっかりとした行動をとるためにも、知識というのは大事なものだと実感しました

皆さんも大事な人たちとのハイキングやイベント等の楽しい時間を安全に過ごせるように、熱中症対策はしっかり頭に入れておきましょう。

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