こいのぼりを女の子の為に飾るのは間違ってるの?

「子どもの日」
「端午の節句」

と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

商店街や河川、あるいは各家庭に飾られた
「鯉のぼり」をイメージする人も多いはずです。

では、鯉のぼりの意味とは何なのでしょうか?
子どもが女の子しかいないけど、
鯉のぼりを飾っても良いの?

そんな疑問を、この記事で解決していきたい
と思います!

また、長男、次男と男の子が二人いる場合、
鯉のぼりは2つ以上用意した方が良いのか……。

鯉のぼりを購入する際の注意点や大きさ
なども、まとめて解決いたします。

目次

「子どもの日」と「端午の節句」の違いとは?

「子どもの日」と「端午の節句」ですが、
違いを簡単にまとめると、

「子どもの日」
→ 国民の休日(つまり国が定めた名称)

「端午の節句」
→ 中国で生まれた古代中国の習慣

どちらも、子どもの幸せを願うために
作られた大切な日
です!

男の子でも、女の子でも、
はたまた子どもがいない方々も、
みんなで子どもの成長と幸せを願いましょう!
(もちろん、女の子だけの家庭で鯉のぼりを
 飾るのもぜんぜんオーケーなんです♪)

長男の時に購入した鯉のぼり。次男が産まれたけど1つでいいの?

鯉のぼりは、
一人一人に渡す、「お守り」とは違います。

結論から言いますと、
『一家に一つで大丈夫』です。
(鯉のぼりの鯉の数え方は
 「旒(リュウ)」が正しいです)

本来、鯉のぼりとは、
・厄除け
・健康と出世
・目印

この3つが目的とされています。

中国の昇り竜に例えられています。
鯉が登り、竜に昇華する、
という言い伝えです。

そして、鯉のぼりは、
神様に対する目印として
使われていたもの
です。

なので、次男、三男と続いて産まれても、
一人一人特別に用意する必要はないの
です。
(汚れたり、ボロボロになったら
 買い換えた方が良いのはもちろんですが……)

鯉のぼりの大きさは家庭に合わせて、丁度良いサイズを選んで。

どんな鯉のぼりを買おうか悩んでいる
お父様も多くいらっしゃるかと思います。

鯉のぼりのサイズよりも先に、
色の意味ですが、

一番上の真鯉は、黒色。
そして、父親を表すとされています。
鯉のぼりの決まりごとは、
『一番上が黒色』
ただそれだけです。

その下に、赤色、
次に青色とイメージされますが、
時代の流れとともに、
「赤色は母親」
「青色は子ども」

を表すというのが一般的になりました。
ただ、これは決まりごとではありません。

鯉のぼりのサイズに決まりはあるの?

「長男と次男でサイズや色を分けるのか?」
と疑問を持つ親御さんもいらっしゃる
と思います。

これも特に決まりはありません。
あえて同じサイズにして、兄弟間での
差をつけないようにする家庭もあれば、
鯉のぼり自体のバランスを考えて、
徐々に小さくする家庭もあります。

「鯉のぼりのサイズは
 やはり大きい方が良いのだろうか?」

確かに、
神様に対するシンボルとして使うのであれば、
そう考えてしまえなくもないですが、
こちらにも特に決まりはありません。

ベランダで飾れるサイズや
お庭に合ったサイズ。

また、電信柱や電線に気を使ったサイズ
だったり、風の影響なども考慮して、
各家庭に合ったサイズのものを飾れば
問題ありません。

まとめ

鯉のぼりのついての決まりごとは
「一番上に真鯉(黒色)」を飾ること
以外はありません。

我が子の幸せ(と、出世)を願い、
好きなように飾ればオーケーです!

ただ、近隣住民とのトラブルにも
なりやすいのが、鯉のぼり。

周りに迷惑がかからないように、
素敵な鯉のぼりを飾ってみては
いかかでしょうか。

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