ママ友との関係はまずは公園デビューからはじまります。
我が家の場合は近所の公園が小さく、やや距離のある公園までバギーを押して通っていた為、その場では話しをするけれどその場限りの関係を保っていました。
本格的ママ友関係デビューは幼稚園入園から始まりました。
幼稚園は遠足などの行事や参観日やお掃除当番などあり、ママだけの食事会もあります。
友達なんていらないわ!とか言っていられません。
年中さんまでは程々のママ友関係を保てていたと思います。
我が家の娘も見た目おとなしく、でも運動神経はよく、疎まれることもないまま過ごせました。
他のお子様への悪口やママ友さんへの噂はサラッと流すのがポイントです。
下手に感情移入してしまうと、自分が標的にされることもありますから気をつけなければいけません。
ちょっと失敗してしまったのが年長さん時代。
必要以上に仲良くなってしまったんです。
5つの家族でママ達と子供で食事会を開くことが増えました。
それ自体は楽しいですし、子供も楽しそうでした。
その中に酒豪がいなければですが。
5つの家族のうち、我が家を含め3家族は母子家庭であったり金銭面で余裕はありませんでした。
旦那さんがしっかりとお金を入れてくれる残り2人のママ友さんが酒豪でした。
きっちり割り勘の食事会は毎回7000円くらいの出費になりました。
いくら仲良くても、気心しれた友達とは違います。
そんなに飲むなら多めに支払ってとは言えないのがママ友関係。
お金が厳しいからそんなに飲まないでとも言えないですし、子供が楽しみにしているならば行かないわけにいかないのが食事会です。
お酒を飲めないわたしからしたら、7000円払ったらどんな食事ができたか?を妄想すらしてしまいました。
幸運なことに小学校がだいぶばらけてくれたので、酒豪ママ友さんとはそこで縁が切れました。
小さい頃の子供社会は残酷です。
髪がボサボサだったとか、運動会で足手まといとか、様々な要素でチェックされていきます。
ドラマにあるような旦那さんの職業だとか年収だとかは気にされませんが、子供の外見や能力でのカースト制は影ながらも存在しています。
そして子供にとって母親は絶対の存在でもある時期です。
子供が幼稚園で過ごしやすいように、ママ友仲間から孤立せずにいないと誘ってもらえなかったりもします。
孤立はせず深入りせずが1番利口な生き方だと思います。
普通に友達として今後も交流を続けられるのか、それともあくまでもママ友としての関係なのか、そこを見極めてお付き合いの密度を考えることができればベストでしょうか。
あとは今後の学区さえ離れてしまえば、それまでの関係で離れてしまえます。