成長の遅れを見守れた! ママの不安を和らげた意外な言葉とは?

我が子は3歳を前にして「パパ、ママ」もはっきり言えないほど言葉の遅い子でした。しかし、早生まれだったということやどんどん前に出てやるような積極的な子でもなかったということもあり、言葉に関してもマイペースなのかな?とあまり気にしていませんでした。気にしたところでどうにかなるものではないとも思っていたというのもあります。

しかし、公園や子育てイベントなどに行けば同じ年代の子供達がおしゃべりをしているのを耳にしてちょっと焦ることもあります。親子で会話をしている姿は楽しそうですし、羨ましくもありました。私達はどうだったかというと、こちらの声かけは通じているようで言うことに対しての反応はありました。しかし、単語もおぼつかない状態だったので会話を楽しむというよりも私が子供の言おうとしていることを様子から察してあげるような感じでした。

意思の疎通はできていましたし、名前を呼ぶと振り向いたり目も合っていたので障害までは疑うことはありませんでした。しかし、発育の遅さをとにかく早生まれのせいにして考えないようにしていたような気はします。心のどこかではやはり気にしていましたし、あと半年くらい様子を見ても変化がないようなら相談してみようと考え始めていました。

ある時、義理の母に会う機会があってこのことを話してみました。いたって明るく「まだおしゃべりしないんですよ!ゆっくりな子なんです!」といった感じです。すると、義母はちょっとだけ間を置いてから「この子は頭のいい子なんだよ」と言い出しました。

頭のいい子?それなら話すのも早いはずじゃないの?と私は少し混乱しました。それと同時に義母なりに根拠の無い言葉で慰めてくれたのかなと感じてちょっとだけ虚しい気持ちにもなりました。私は慰めて欲しかったわけではなく、ただ「可愛いからいいじゃない」とか「もう少し様子見ようよ」というようなのんびりとした言葉を聞きたかったんです。

義母は続けて「頭のいい子だから、失敗したくなくてまだ言葉をしまっているんだね。いけると感じたらきっとどんどん出してくるからその時が楽しみだね!」と言ったんです。私は感激しました。そんな風に思う人もいるということや、そんな考え方や意見で私の不安を軽くしてくれるんだということに対してです。その言葉を聞いて今まで以上にゆったりと子供の成長を見守ろうと思うことができました。

ほどなくしてひと言ふた言話すようになったと思ったらみるみる言葉が出始めました。そして、3ヶ月ほどで他の子と大差ないほどにまでになりました。義母の言った通りになったんです。どの子もこうなるとは言い切れませんが、目立って異常な点がなくおっとりしたお子さんならこんなケースもあるのではないかと思います。

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